2012年05月31日

◆気付きと成長

こんにちは、ずいぶんサボってしまってすいません。
松岡ですface02

今日は『気付き』と『成長』について。

最近ジュニア達によく上達するには・・・という話をよくします。
これはテニスだけに限らずの話ですが、できないことをできるようになるためにみんな努力をするわけでicon48

例えば1時間のレッスンの中でウォーミングアップ→テーマ練習(技術・動きなど)→テーマを意識した練習→ゲーム練習といった流れでみんな練習をしていきますicon59

私の場合は週1回コースのジュニアであっても強化クラスでも同じですが、だいたい練習を3分割します。
①最初はしっかり意識するところをしっかりコーチングしながら打たせます。
もちろんこの段階で全員ある程度のテーマをできるようになります。なぜなら、できるようになるまで必ずやるからですicon100

②問題はこの後の練習で、さらに技術習得のために球出しをしたりラリーをしたりしますが、この時はあまり何も言わないようにします!

③その後最後のゲーム形式(ポイント戦、マッチ練)

という流れの中で、多くのジュニア達ができないのはやはり②番ですicon59

①はコーチが意識をさせてること、成功の感覚を自分で感じてもらうため一球一球コーチからの意識付けがあるのでジュニア達も意識してボールを打ちます。

逆を言えばできるようになって当たり前です!一人ひとり意識してもらうポイントは違いますが、一人ひとりに対して上達のためのアドバイスを考えるのが我々の仕事ですので(笑)

しかしicon59icon59
問題は②番!
コーチに意識付けをしてもらうのではなく、自分で考え『今のでいいのか?』『いや、さっきコーチから言われた意識するポイントを忘れてた!』『今のはここが悪かったから次はこうしよう!』

以前もブログで書きましたが、
『失敗ではなく、成功への気付き』
『これだと上手くいかないことに気付けた!』


この②の段階がジュニア達の考える力の向上であり、本当の成功体験の会得につながると思います!

コーチからの意識付け→自分で意識→無意識


選手からしたら考えるまでもなく当たり前のことですが、私は週1プレーヤーのジュニアだろうと小学1年だろうと『考える』ことを優先します。

暗記すればいい点がとれる勉強ではなく、自分で考え紆余曲折しながら得たものは絶対に忘れませんicon59
試験前に一夜漬けで勉強してすぐに忘れるのと同じですね(笑)

行動、うまくいかないことから考え、気付く、行動・・・
これが成長と自信につながるように導いていってあげたいな~と思う日々です。

長くなったので続きは次回でicon23
  


Posted by 春日公園テニススクール at 14:05Comments(0)